平成23年度
学会賞
論文賞 | 該当なし |
論文奨励賞 | 該当なし |
出版・文化賞 | 出版物:「「里海」としての沿岸域の新たな利用」 編者:山本民次 執筆:山本民次、柳 哲雄、日高 健、本田直久、井上清和、足利由紀子、清野聡子、松田 治 |
本書の編著者らは行政や一般市民を取り込んで水域環境政策や地域の沿岸域の環境再生に取り組み、地域に対して大きな貢献をしてきた。本書はこれらの取り
組みを踏まえ、荒廃しつつある沿岸の海の健全性を取り戻すための指針としてとりまとめたものであり、その有用性は極めて高いものと評価した。 「里海」という言葉をキーワードにした本書は、多様な主体の参加によって、沿岸環境の保全と水産資源の活用を持続していくための「里海」創生の方法論を 広く一般にもわかりやすく示した良書である。また、厳しい審査・査読を経た学術的にも確かなものであり、その有用性も高く、時宜を得て社会への貢献度も極 めて高い書籍であると評価した。 |
功労賞 | 須藤隆一 会員(元会長) |
JAMSTEC中西賞 −平成23年度−
該当なし |
研究討論会優秀講演賞 −平成23年度−
「2011年大津波による福島県岩間佐糠海岸における被害と浸水深」 ((有)アイコムネット ○野志保ニ、宇多高明、酒井和也、星上幸良、小澤宏樹) 「沖縄県西表島北東バラス島の変化とその要因」 (東京大学大学院 ○青木健次、本郷宙軌、茅根 創、山野博哉、高橋研也、片山裕之、関本恒浩、磯部雅彦) 「漂着プラスチック由来の化学物質による海洋汚染に関する研究 その1. 日本沿岸の調査」 (日本大学 ○西野晃充、佐藤秀人、道祖土勝彦、歐 志銘、楠井隆史) 「橋詰広場を拠点とした船舶による帰宅困難者輸送の可能性に関する研究」 (ランドブレイン(株) ○月山 茂、桜井慎一) 「漁業者と協調するダイビングスポット整備の利点と効果に関する研究」 (日本大学大学院 ○寺口敬秀、桜井慎一) 「3次元MPS法による岸壁近傍に設置された船舶の津波中挙動シミュレーションに関する研究」 (東京海洋大学 ○増田光弘、増田光一、庄司邦昭、南 清和) 「尼崎運河における水質汚濁と水質改善技術を題材とした環境教育の波及効果と水質改善活動の実施」 (徳島大学 ○森紗綾香、山中亮一、上月康則、中西 敬、平井 研、一色圭佑、前田真理、上嶋英機、田尻和行、平井住夫) |